公共建築の紹介

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島根県庁舎

島根県庁舎


  • 平成25 ライトアップ

  • 平成26 耐震改修

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発注 島根県
設計 安田臣〔旧建設省営繕局〕
施工 建築工事
電気工事
受電及び発電工事
衛生給排水その他工事
暖房換気工事
ボイラー工事
エレベーター工事
通信工事
電話交換装置工事
厨房設備工事
大成建設(株)
大成建設(株)
(株)明電舎
須賀工業(株)
(株)三晃商会
汽車製造(株)
(株)日立製作所
東洋電気通信工業(株)
沖電気工業(株)
住福ステンレス工業(株)
概要 建築場所
地域地区
用途
敷地面積
建築面積
延べ面積
階数
構造
島根県松江市殿町1番地
準工業地域・商業地域
事務庁舎
約21.000㎡
  2.151㎡
   16.837㎡
地上6階、地下2階、塔屋2階
鉄筋コンクリート造
工期 昭和32年9月~昭和34年2月
設計の特長

昭和31年12月13日の失火により、前県庁舎(4代県庁舎)の約80%を焼失し、行政機関が市内10数か所に分散執務することになった。各部課の分散執務を速やかに正常に戻すとともに、行政機関の集約化による事務能率の向上を図るため、現県庁舎(5代県庁舎)が再建された。

 再建にあたっては、(当時の)耐震・耐火・耐風雪について考慮するとともに、「敷地の環境と伝統への調和」及び「都市計画的な見地にたった県庁舎の建設」に配慮して計画された。

 松江城の建つ城山と県庁敷地は不可分一体のものと考え、松江城天守閣からの眺望を阻害しないよう建物の高さが抑えられている。また、逆に遠くから県庁・松江城を望んだ場合の城との調和にも配慮し、新庁舎は敷地前面の大手前通りから大きくセットバックし、城山方向にできるだけ寄せた配置となっている。

 庁舎東側外壁面に用いた大芦石、玄関ホールの床のボーダーに張った大根島石、本庁玄関ホールの壁に張った福光石などの石材、この地方で屋根瓦に使用されていた黒褐色のうわぐすり掛け瓦を二丁掛タイルに焼いて、搭屋の外壁及び吸気塔の外壁に張った石見産タイルなど、諸資材には県内産材を使用している。

 松江城周辺の歴史的景観との調和や、都市計画的視点にたった整備計画が評価され、県庁舎ならびにその周辺整備計画に対し、昭和45年度日本建築学会賞を受賞した。

 築55年を経て、平成26年には耐震改修を実施。建物の景観的価値に配慮して原設計のイメージを尊重することを改修の基本方針とし、耐震性向上と原設計のイメージ保存が最大限に両立されている。

 今後も、適切な維持保全により末長く庁舎を使用していくことが求められる。


建設当時の写真

  • 全景
    全景
  • 玄関ロビー
    玄関ロビー
  • 県民室
    県民室
  • 中庭
    中庭

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