公共建築の紹介

HOME   公共建築の紹介   島根県立図書館

島根県立図書館

島根県立図書館
 


  • ロビー

  • 北側(城山側)外観

  • 学習室

  • 南西側 外観

  • 窓から城山への眺望

※写真をクリックすると大きく表示されます

発注 島根県
設計 菊竹清訓建築設計事務所
(耐震改修:菊竹清訓建築設計事務所+島根県総務部営繕課)
施工 株式会社竹中工務店
(耐震改修:山陰クボタ水道用材株式会社)
概要
建築場所 島根県松江市内中原町52番地
用途 図書館
敷地面積 7,100㎡
延べ面積 3,976.31㎡
階数 地上2階
構造 鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造
工期 昭和42年10月~昭和43年10月
施設の特徴
 松江城山の堀川沿いに位置する閑静な図書館である。設計者は、日本を代表する建築家、菊竹清訓氏。昭和43年の建設以来、45年以上が経過した今もなお、全国から多くの建築関係者や学生が見学に訪れる名建築である。
 建築的な特徴の1つは、玄関入ってすぐの吹抜けロビーである。展示や新聞閲覧、休憩等に利用するスペースとして、かなり広い空間が確保されており、ここに複雑なかたちをした大屋根をかけることで、シンボリックな空間をつくり出してる。また、館内の閲覧室や事務室等の主要な室へのアクセスは、全てこのロビーを介して行うように設計されている。
 もう1つの特徴としては、打ち放しのコンクリートの壁がジグザグに連続する外壁が挙げられる。菊竹氏の独自の理論に基づくL字型の閲覧室を堀川の流れに沿って並べることで生まれた外観は、松江城周辺の歴史的な環境と絶妙な調和を保っている。
 窓の外に設けられた斜め45度の壁は、構造体であると同時に、城山への眺望を邪魔しないよう配慮されており、城山の美しい景観を楽しむことができる。
 平成25年度には耐震補強工事を実施。オリジナルのデザインを損なうことの無いよう、最大限の配慮しながら、屋根の鉄骨の溶接不良部分の除去・再溶接や打ち放し仕上のコンクリートの中性化抑制のための塗装を行った。
沿革
昭和42年10月 建築工事に着手
昭和43年10月 開館
昭和56年 新館増築
平成25年 耐震補強工事
受賞履歴
・日本建築学会賞(島根県庁周辺整備計画) (昭和45年)
・第14回JIA25年賞 (平成26年)

今月の公共施設 一覧はこちら