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海上保安大学校 煉瓦ホール

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    海上保安大学校 煉瓦ホール全景
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    内部

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名称 海上保安大学校 煉瓦ホール
竣工年 1914(大正3)年
原設計者 不明

施設概要

 

所在地 広島県呉市若葉町
敷地面積 125.075㎡
構造規模 レンガ造平屋建
延床面積:312㎡

【2003(平成15)年保存改修】

発注 国土交通省中国地方整備局営繕部
設計 (株)安井建築設計事務所
工事監理 国土交通省中国地方整備局営繕部
施工
建築工事 太平工業(株)
電気設備工事 大興電設(株)
機械設備工事 (株)広島ポンプ工事工業所
工期 平成15年9月~平成16年3月
施設概要
 海上保安大学校煉瓦ホールは、2017(平成29)年4月に呉市を含む旧軍港四市(横須賀市・呉市・佐世保市・舞鶴市)の日本遺産の構成文化財に追加されました。
 煉瓦ホールは、呉海軍(かいぐん)工廠砲熕部(こうしょうほうこうぶ) 火工場(かこうじょう)機械室として1914(大正3)年に建設された、レンガ造平家建て、小屋組は木造トラス、屋根は寄棟で桟瓦葺きの建物です。全体的に華美な意匠ではありませんが、窓まわりや壁頂部のレンガの造形などの外観や木造キングポスト・トラスがあらわしとなっている内観は、当時の海軍が保有していた技術の高さを後世に伝える重要な建物です。
 1950(昭和25)年に海上保安訓練所(現・海上保安大学校)が設けられて以後、この建物はカッター(端艇)の置き場として使われてきました。かつて海軍の拠点のひとつだった呉の歴史を伝える貴重な文化遺産であるため、2003(平成15)年度には構造上の弱点を補強するとともに、保存改修を行いました。現在は多目的ホールとして招聘学生(海外海上保安機関)との交流活動、入学式や卒業式での父兄等の待機所などに利用されています。このたび日本遺産の構成文化財に追加されたことを契機に、さらなる活用と地域の観光資源として期待されています。

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